エナ麻生ARTクリニック

エナ麻生ARTクリニックの検査・治療案内 不妊について
少しでも早く、あなたが
赤ちゃんを抱くことができるように
エナ麻生ARTクリニックは
TTLB(time to life birth)の短縮をめざします

赤ちゃんを抱くことができるように

当院で行う不妊治療の理念は「TTLB(time to life birth)の短縮」の実現です。ご夫婦が妊娠を希望されてから赤ちゃんが生まれるまでの期間をできるだけ短くするような工夫を心がけています。日本産科婦人科学会の全国統計によれば、体外受精の生産率(赤ちゃんが生まれる率)は30歳では20%を超えますが、40歳を超えると10%以下になってしまいます。妊娠と女性の年齢は非常に大きく関係しているため、当院は必要な医療を素早く提供することが重要だと考えています。

なお、当院の不妊症診療は日本生殖医学会認定の「生殖医療専門医」の2名が責任をもって対応致しています。

不妊症検査

1)排卵・内分泌検査

基礎体温、卵巣機能のホルモン検査(LH、FSH、エストラジオール、プロラクチン、テストステロン、AMH、TSH、フリーT4、フリーT3)、また超音波による月経期のAFC(胞状卵胞数)をカウントして排卵予備能をチェックしています。早発卵巣不全などの卵巣機能の低下のチェックにはFSHやAMHの検査が必須です。多嚢胞性卵巣症候群の診断にはLH/FSHや男性ホルモン(テストステロン)の検査が必要です。この診断にはAFCも必須です。インスリン抵抗性のHOMA値もチェックします。またTSHで潜在性甲状腺機能低下症のチェックをします。

2)卵管の検査

子宮卵管造影HSG、子宮鏡検査を実施しています。一般的にはHSGが主流ですが、その感度は65%前後と報告されおり(産婦人科診療ガイドライン2017から)、信頼性はあまり高くなく、ご希望の方には連携病院での腹腔鏡検査をお勧めしています。

3)子宮の検査

内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫は子宮鏡検査やソノヒステログラフィー(子宮の中に生理食塩水を入れてする超音波検査)を施行し、必用があれば連携病院でのMRI検査をします。

4)反復着床不全の検査

体外受精で良好な受精卵を3回以上移植しても着床しない場合に特殊検査を施行します。当院では、慢性子宮内膜炎検査(子宮鏡検査、CD138、子宮内フローラ検査)、免疫系検査としてNK活性、Th1/Th2、子宮内膜の異常波動の検査としてシネMRI検査(時計台記念病院と連携)、着床ウインドウ検査(ERA)を実施します。

不妊治療

TTLB(time to life birth)短縮の考え方から、それぞれのご夫婦の事情により、ご相談の上で積極的に治療内容をステップアップしています。

これまで体外受精はの場合は出来るだけ体に負担の無いように、穏やかな排卵誘発をするという考え方が主流でした。これは卵巣過剰刺激症候群を避けるという意味も含まれていました。ところが、この方法では採れる卵子の数が少なく、結局採卵回数が増えて、医療費がかえって多く必要になることがあります。

One and done の考え方

女性はできるだけ早いうちに、一度に多くの卵子を採取し、たくさんの受精卵を凍結しておく、という考え方です。最新の報告では、GnRHアンタゴニスト、GnRHアゴニスト、カルベゴリン、レトロゾールなどの薬剤を組み合わて使用することで、卵巣過剰刺激症候群が発生するリスク十分に抑えられることが発表されています。女性ができるだけ早いうちに、卵巣過剰刺激症候群を起こすことなくたくさんの受精卵を作ることができれば、1回の採卵で複数のお子さんに恵まれる可能性もあります。当院ではご夫婦のご意向に沿えば、この治療を提供することが可能です。

1)排卵誘発法

のみ薬としてクロミフェン(2段階投与も)、シクロフェニル、レトロゾール、注射としてFSH、HMG、HCGを使用します。レトロゾールはクロミフェンで頸管粘液が悪くなったり、子宮内膜が薄くなるような場合に使います。また多嚢胞性卵巣症候群にも有用です。体外受精の場合は、GnRHアゴニストのスプレイを使うロング法やショート法、GnRHアンタゴニスト法、クロミフェンとFSHの注射を組み合わせるマイルド刺激法です。

2)卵管閉塞への対応

体外受精・胚移植が主流ですが、卵管の治療を希望する場合は、連携病院で腹腔鏡手術をします。

3)子宮内膜ポリープの対応

多発ポリープでなければ、通常の子宮鏡で外来で日帰りで簡単に採ることができます。

4)人工授精について

精子の数が少ない場合、セックスができない場合、排卵日にご主人が出張などで不在の場合の凍結精子使用、一般的な不妊治療で妊娠しない場合のステップアップとしても実施します。

5)体外受精・胚移植について

適応は卵管が詰まっている方、精子の数が少ない方(精子が極端に少ない場合は顕微授精)、一般的な治療をしても妊娠しない難治性不妊症の方に実施します。あるいは年齢の高い方も適応にしています。排卵誘発法は1.に記載した方法で施行し、麻酔下(局所麻酔または静脈麻酔)に卵子を採取し、採取した精子で体外受精または顕微授精で受精卵(胚)にし、3日目胚または5に目胚(胚盤胞)の状態で移植します。また随時胚凍結、アシステドハッチングなどを実施します。

6)反復着床不全への対応

慢性子宮内膜炎があれば、対応抗菌剤、ラクトフェリン、乳酸菌増加療法で治療します。


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